加藤ミケ
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浅はかな僕は、
2009-08-27 Thu 14:13
昨日、久しぶりに嫌な記憶をよみがえらせていました。
自分が最も愚かで、どうしようもないそんな類の。
それから、久しぶりに泣きました。ちゃんと泣くのは久しぶりだなと思いました。
冷酷だとか、そういうレベルの話ではなくて。
死にかけている人間に浴びせようとした言葉を凝縮した手紙が出てきました。

内容自体は、お元気ですか だとか、近況報告だったのですが…。
書いた本人だから判るのかもしれません、強い批判を含有した文書でした。

そしてそれは、去年の晩秋に亡くなった祖母への手紙でした。

机から出てきたそれを、最初見たときは何かわからない程以前に書いた手紙。
出そうとして、けれど何を思ったのか出さなかった。今となっては出さなくて良かったとは思いますが。
最も、私の存在を彼女はそれを書いたとき既に殆ど忘れてしまっていた訳で、きっと出しても誰からかわからなかったでしょう。


封筒の中身を確認して、その直後に白とピンクと、大量の花の光景が脳裏に広がりました。

そのイメージの先は、葬式。


私は知らなかった。あまり祖母が好きではなかったから、知ろうとしなかった。
祖母が大好きだった色と聞いた、ピンク。それに包まれる整えられた祖母の顔。
生気は勿論感じられない、けれど整った祖母の顔。

指先で触れた、温度は感じられるのだろうか と馬鹿な事を考えながら。
そして、とても冷たい 人の肌なのか疑うほどの温度をその指先が知った。
苦しい。支配したのはそんな気持ち。

何故もっと話さなかったの。


それから、伯母さんに手渡された 一枚の絵。
それを見たとき、きっと祖母の中での私はいつまでも小3の頃の私なのだと悟った。
成長を喜ぶ反面、やはり小3の私のままだったのだ。過去は。
絵は、もう何年も前の祖母の姿が 拙いなりに一生懸命描かれていた。
何故今になってこんな絵を、と思ったけれど私はそれ以上の物を祖母に贈った事があったのだろうか?
罪悪感と、それから祖母に向けては感じることの無いと思っていた愛しさが溢れた。


絵の中の祖母は、冷たく横たわる綺麗な死に顔の祖母と、花と共に燃えていきました。



私は砂糖菓子が怖くなりました。
まるで祖母の骨のようだと思ってしまうのです。
本当に良く似ているのです。目の前で砕かれた骨粗鬆症の骨はあまりにも脆く、その音は砂糖菓子に。



ひたすらに亡くなった影しか追えない自分に気付いて、また後悔をする。




そんな思いが一気に押し寄せてきて、

「嫌い」とか「好き」とか、そういう感情は死を通じて、その両面性をまざまざと見せ付けるのだなと思いました。


元気ですか。

それだけでもいいから、多くの人と語りたいと私は願います。
日常の一瞬が、いつかのかけがえの無い時間となる気がするのです。

ヒリつく此の思いが、乾いて瘡蓋になってしまわないで、心に留めて行ければいいと思います。





「あなたの元に行くことがあるのなら、今度は沢山話したいです。それまでずっとずっと忘れません。」
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この記事のコメント
#153
僕も、たまには「元気ですか」って、誰かと話でもしてみようかな。
2009-08-28 Fri 21:32 | URL | 名も無き旅人 #-[ 内容変更]
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